松田華音 ピアノリサイタル

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咳、のどの痛み、だるさ、発熱などの体調不良を感じる場合には、ご来場をお控えください。
※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、公演が中止・変更になる場合があります。最新情報はHPをご覧ください。

公演名松田華音 ピアノリサイタル

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日時2020年11月1日(日) 開場13:15 開演14:00 終演予定16:00
会場iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
出演松田華音
曲目 〈ベートーヴェン生誕250年〉
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2
        ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」Op.57

ショパン    バラード第1番 ト短調 Op.23
        バラード第2番 ヘ長調 Op.38
        バラード第3番 変イ長調 Op.47

※曲目、曲順に変更がある場合がございます。
料金S席3,000円 A席2,000円
[U25割]S席1,500円 A席1,000円
(友の会割引・・・KOTOBUKI 15%、TAKASAGO/UME 10%、U25割引との重複なし)
※割引チケットはiichiko総合文化センターのみ取扱い
チケット発売2020年10月1日(木)10:00〈友の会びび先行〉
2020年10月8日(木)10:00〈一般〉
チケット取扱
iichiko総合文化センター ホームページ
インターネット予約はこちら
iichiko総合文化センター 1階 インフォメーション097-533-4002
トキハ会館 3階 プレイガイド097-538-3111
ヱトウ南海堂097-529-7490
ローソンチケット(ローソン各店) (Lコード:82396)0570-000-407
チケットぴあ(セブンイレブン各店)(Pコード:187-830)0570-02-9999
こちらの公演チケットまたは半券を大分県立美術館でご提示いただくと
公演当日または翌日に限り、企画展およびコレクション展を団体割引料金にて観覧できます。
協賛大分県立芸術文化短期大学
後援
大分県、大分合同新聞社、NPO法人大分県芸振大分県企業局
主催・お問合せiichiko総合文化センター〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
大分市高砂町2-33 097-533-4004
注意・備考
新型コロナウイルス感染症対策を講じた上での公演となります。
様々な制約の中ではございますが、ご協力をお願いいたします。
・演奏中および楽章間の客席への入退場は制限させていただきます
・公演中止の場合を除き、予約・購入後のキャンセル・変更・払戻しはできません
・営利を目的としたチケットの転売は法律で禁止されています
 転売されたチケットは無効となる場合がございますので、ご注意ください
・未就学児童の同伴はご遠慮ください。無料託児サービスをご利用ください
 (要申込:10月23日(金)17:00まで。満1歳児から未就学児まで。定員10名)
・無料託児サービスおよび車いす席のお問合せ・ご予約は
 iichiko総合文化センター企画普及課(097-533-4004)までご連絡ください

松田 華音
松田 華音 (ピアノ) Kanon Matsuda, Piano

香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。
2002年秋、6歳でモスクワに渡りE.P.イワノーワ、M.ヴォスクレセンスキー、E.ヴィルサラーゼ各氏に師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。
2004年エドヴァルド・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)、グランプリ受賞。
2006年TVロシア文化チャンネル主催、くるみ割り人形国際音楽コンクール、ピアノ部門第一位受賞。
2009年AAGT 国際Young Musician Competition(ニューヨーク)第一位受賞。
2010年才能ある青少年の国際コンクール&フェスティバル「クラシカ2010」グランプリ受賞(カザフスタン)。
2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。
2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業。同年9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学し、2019年6月首席で卒業した。(グネーシン、モスクワ音楽院共に、ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」を授与された。) 現在、モスクワ音楽院大学院に在学。
2014年11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2017年6月に最新アルバム「展覧会の絵」をリリースした。 オーケストラとの初共演は8歳。これまでにミハイル・プレトニョフ、マルク・ゴレンシュタイン、ワレリー・ゲルギエフ、アンドレア・バッティストーニ、秋山和慶、円光寺雅彦、尾高忠明、小林研一郎、高関健各氏などの指揮者、ロシア・ナショナル管弦楽団、ロシア国立交響楽団、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、読売日本交響楽団、大阪交響楽団などと共演。
2018年かがわ21世紀大賞受賞。

大分県立芸術文化短期大学
学長
小手川 大助

学長推薦「私が自信をもっておすすめします」

2015年4月に偶然彼女のリサイタルを聴く機会があったが、最初の音を聴くと同時に私は飛び上がった。小柄な体に似合わず、驚くほど大きな音なのだが、個別の音が全く濁らず、特に伴奏部分も個別の音が一つずつ綺麗な流れになって聴こえてくる。その結果、音の流れが立体的に聴こえてくる。後の話だが、マリンスキー劇場の女性劇場長が彼女のリハーサルが始まると、「ああピアノが唄っている」と感嘆の声を上げた。これこそロシアンピアニズムの目指すところである。そのせいか、彼女のモスクワ大学院への進学を一番喜んでくれたのが音楽院の事務局員達だったそうである。偶然誕生日が5月2日と同じゲルギエフとは何度か共演している。
最初のCDで彼女は、「眼力」の優れたピアニストと紹介されている。何を意味しているかと最初は分からなかったが、何度も彼女の演奏を聴いて極めて適切な評であると思うようになった。彼女は楽譜を深く読み込み作曲家の意図を理解したうえで演奏するので、ショパンはショパンらしく、チャイコフスキーはチャイコフスキーらしく、ラフマニノフはラフマニノフらしく聴こえる。
ユーチューブに紹介されている羽生結弦君との対談では、「イワノーワ先生からは絶対に意味のない音を弾くんじゃない。一音一音に意味を作りなさい、と言われてきました」と彼女は述べている。https://www.youtube.com/watch?v=K6HxQ6NBOww
彼女のベートーヴェンを生で聴くのは最初に彼女を聴いたときに弾いたワルトシュタイン以来である。設計図が完璧だが女性にとっては鬼門と言われるベートーヴェンを彼女がどう演奏するのか極めて興味深い。