01 自画像−実際167.333… 02 Life space 03 Watch the TV 04 Portrature 05 infect 06 For life-For dinner 07 空想するところの問題 08 背負う人 |
誰にだって他人には入り込むことのできない領域がある。現代は他人との関わりにおいて現実かつ具体的な関わりが日々求められる社会である。その様な社会で私たちは孤独を欲している。また独りになることはできないだろうか。そのためには感覚で生を感じ、生への理由を排除しなければならないと感じた。 今回、4.5畳の5つの部屋をつくった。日常で行われる行為をモチーフにして、食べる部屋、寝る部屋、鏡を見る部屋、風呂に入る部屋、洗濯する部屋とそれぞれテーマを設定した。 部屋のテーマに合わせたオリジナルの彫刻(フィギュア、オブジェ)と生活品、廃品などを組み合わせて非現実的な空間を作り、錯綜する日々の生活から抜けだし、弧という原点へ回帰させる作品を作りたいと思った。 |
加藤亮(かとうりょう)
1984年 | 大分に生まれる。 |
2003年 | 大分大学教育福祉学部情報社会文化課程 総合表現コース入学 |
2006年 | 2人展オレクトロニカ/コトブキヤギャラリー 大分市美術展 エフエム社長賞 |
2007年 | 四畳半のポートレート(卒制)/アートプラザ 同大学教育学研究科教科教育専攻美術教育専修入学 サイガ4人展/アートプラザ |