イベント案内

日興コーディアルpresents BOLSHOI BALLET世界の頂点に輝く、バレエ会の雄
ロシア国立
ボリショイ・バレエ
~開館10周年記念特別事業~
「白鳥の湖」
SWAN LAKE
ボリジョイ劇場管弦楽団2008年11月29日(土)14:00開演/13:00開場 iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ

チケット料金

GS席 \15,000円/S席 \12,000円/A席 \8,000円/B席 \6,000
学生 (25歳以下の学生の方・当日指定) \3,000

※未就学児のご入場はお断りいたします。

チケット発売

一般発売 89日(10:00~
emo倶楽部先行発売 82日(10:00~
(会員10%割引価格)

開館10周年記念ペア券 (A席・B席の一部、2枚組) 枚数限定
Aペア券 \10,000 Bペア券 \8,000 iichiko総合文化センターインフォメーションでのみ販売
※emo会員割引との併用不可
※開館10周年記念ペア券は完売いたしました。

  • 【チケット取扱】
  • ● iichiko総合文化センターインフォメーション(窓口販売)
  • ● チケットぴあ(Pコード:386-790)TEL:0570-02-9999/トキハ会館/ファミリーマート各店
  • ● ローソンチケット(Lコード:83872)TEL:0570-084-008 別府ヱトウ南海堂/ローソン・ダイエー各店
  • ● 中央町プレイガイド「ビートパワー」 TEL:097-538-1386/トキハ別府店インフォメーション TEL:0977-23-1111
    主催:財団法人 大分県文化スポーツ振興財団 (TEL:097-533-4004)
    後援:TOSテレビ大分
    特別協賛:日興シティホールディングス株式会社
永遠の古典。バレエの代名詞。あふれる叙情。
SWAN LAKE Ballet in two acts

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
改訂振付:ユーリ・グリゴローヴィチ
原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、アレクサンドル・ゴールスキー
<全2幕4場> 上演時間:2時間45分

キャスト変更のお知らせ

主演を予定していたスヴェトラーナ・ルンキナは、妊娠のため来日できなくなりました。
新たなオデット/オディール役には、アンナ・アントニーチェワを予定していま す。
最終的な出演者は、当日発表とさせていただきます。キャスト変更に伴うチケットの払い戻し等はお受けいたしかねますので、あらかじめご了承下さい。

ボリショイ・バレエの今 小町直美(舞踊評論家)

 躍動感あふれる踊り、迫力に満ちたドラマティックな表現・・・ボリショイ・バレエはその独自のスタイルで世界中の人々を魅了してきた。20世紀後半を振り返れば、マヤ・プリセツカヤ、ウラジーミル・ワシーリエフを始め、強烈な個性を持ったボリショイのスターたちの顔が浮かぶ。私たちがイメージするロシアっぽさ男性の勇壮な踊り、力強くアクロバティックなリフト、豊かな感情表現などは、まさにボリショイ・バレエが200年余りの歴史のなかで培ってきたものだ。ユーリー・グリゴローヴィチが芸術監督を務めた30年間には、『愛の伝説』『スパルタクス』など、ボリショイを代表する作品群が次々に生み出された。
 しかし、91年のソ連崩壊の前後、社会情勢の混乱とともに劇場もまた模索の時代を迎える。グリゴローヴィチが去った95年から5年間、天才的なダンサーだったワシーリエフが劇場全体の芸術監督を務め、硬直しかけていた旧体制に新しい風を入れた。バレエの芸術監督はボリス・アキーモフの後、2004年からアレクセイ・ラトマンスキーが就任。現代に開かれたセンスで自身の振付作品を発表する一方、ボリショイの伝統に光を当てることに懸命だ。
 2006年と07年の夏、ロンドンの街は3週間にわたるボリショイ公演に沸いた。07年夏、現地に居合わせた筆者は、公演の目玉だった新『海賊』のカラフルな衣装、優雅でちょっとユーモラスな雰囲気を満喫することができた。19世紀のプティパの改訂版に限りなく近づけたヴァージョンである。
 主役を踊っていた若手アーティストたちの成長ぶりにも目を見張った。ことにスヴェトラーナ・ルンキナ、マリーヤ・アレクサンドロワが演技の深みを増し、個性を花開かせている。マリインスキー劇場から移籍したスヴェトラーナ・ザハーロワの存在がいい意味で刺激になっているかもしれない。ロンドン公演の演目だった『バヤデルカ』で、ニキヤとガムザッティの火花を散らす対決を演じたのは文字通り、ザハーロワとアレクサンドロワだった。
 2007年9月、東京での「ボリショイ&マリインスキー合同公演」では、若手の男性ダンサーの台頭がうれしかった。ボリショイらしい豪快な踊りを小柄でいきいきしたイワン・ワシーリエフが引き継いでいくようだ。
 現在のボリショイ・バレエは歴史的なクラシック作品のほか、バランシンやローラン・プティ、トワイラ・サープ、それに英国気鋭の振付家クリストファー・ウィールドンの作品をレパートリーに入れ、未来への挑戦を怠らない。ラトマンスキーの新作を始め、これらの演目を私たちが目にする日も遠くはないだろう。

「白鳥の湖」 村上久美子(舞踊評論家)

 古典にも同時代人が共有する感覚をもとめるボリショイ・バレエの現在の《白鳥の湖》は、1969年に当時の芸術監督グリゴローヴィチが改変したもの。悪魔の呪いで白鳥になったオデット姫と王子が出会う前半、花嫁選びの舞踏会で悪魔の娘オディールに騙されて愛を誓い、オデットとこの世で結ばれることが不可能になる後半がスピーディーに語られ、一気に結末へと突き進む。クラシック舞踊の信奉者であるグリゴローヴィチの振付は、民族舞踊もトウシューズでのクラシック舞踊を用いるなど、クラシック舞踊の見せ場を豊富に盛り込み、高度なテクニックを多用している。超絶技巧で有名なオディールと王子の踊りも、常にも増して複雑である。ハイレベルのダンサーたちから成る群舞の美しさも必見。

  • 【備 考】
  • ● 公演の内容等は、やむを得ない事情により変更になる場合があります。
  • ● 上演中は客席に入れません。お早めにご来場下さい。
  • ● 一度購入されたチケットの払い戻し・交換等はできません。
  • ● 車椅子席は、主催者へ直接お申し込みください。
  • ● 未就学児のご入場はご遠慮下さい。託児サービス(要予約)をご利用いただけます。

満1歳以上の未就学児対象。有料:2,100円/人
11月27日(木)17:00までに、主催者へ直接お申込み下さい

【主催・問合せ】
財団法人 大分県文化スポーツ振興財団
097-533-4004 大分市高砂町2-33 OASISひろば21
http://www.emo.or.jp

10周年 イメージ

世代も、時代も、国境も超えて。
2008年、日興シティホールディングスは、
ロシア国立ボリショイ・バレエ日本公演に特別協賛いたします。
日興シティホールディンクス

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