イベント案内

ベルリン・フィル八重奏団
ベルリン・フィル八重奏団
ベルリン・フィル八重奏団
     
開催日時 2011年6月30日(木) 19:00 開演(18:30開場)
会 場 iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
曲 目 R.シュトラウス/F.ハーゼンエール編:もう1人のティル・オイレンシュピーゲル
 R.Strauss / F. Hasenoehrl: Till Eulenspiegel-Einmal Anders!
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(ピアノ:仲道郁代)
 Schumann: Piano Quintet Es-dur Op.44 (Pf: Ikuyo Nakamichi)
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 Op.166 D803
 Schubert: Oktett F-dur Op.166 D803
入場料 S席  (一般)6,000円
A席  (一般)5,000円
学生  (一般)1,000円(当日指定)
チケット
販売
2011年3月26日(土)10:00 前売開始
emo倶楽部先行販売:3月19日(土)10:00(会員割引10%)
チケット
取扱
iichiko総合文化センター 1Fインフォメーション 097-533-4004
ローソンチケット(Lコード:87088) 0570-084-008
トキハ会館 3F プレイガイド 097-538-3111
チケットぴあ/セブンイレブン各店(Pコード:133-053) 0570-02-9999
中央町プレイガイドビートパワー 097-538-1386
問合せ先 財団法人 大分県文化スポーツ振興財団(TEL 097-533-4004)
主催:財団法人大分県文化スポーツ振興財団 097-533-4044
後援:大分合同新聞社

ベルリン・フィル八重奏団 The Berlin Philharmonic Octet

ベルリン・フィル八重奏団

 ベルリン・フィル八重奏団は、結成から70年以上という、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーが組織する多くの室内楽アンサンブルの中で、もとも長い歴史と伝統をもつ団体のひとつである。その歴史は、1982年、8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところから始まった。メンバーは現在に至るまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者および世界第一級の演奏家によって構成されており、ヨーロッパをはじめ、世界の諸都市で演奏活動を行っている。当初はヨーロッパを中心に活動していたが、1954年、初めて7週間の南米ツアーを行い、この頃から始まったアメリカ合衆国、カナダへの再三にわたる演奏旅行で成功をおさめた。その後、アフリカ、韓国、中国、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリア、旧ソ連、イスラエルなどの各国や、ザルツブルグ、ルツェルン、エディンバラ、ベルリンなどの国際音楽祭にも度々招かれ、日本には1957年の初来日以後、定期的に来日している。また1982年には、ベルリン・フィルの創立100周年記念演奏会にも参加した。レパートリーは、ウィーン古典派からロマン派の音楽を中心に幅広く、この編成ならではの編曲作品も含まれている。また1958年、ヒンデミットがこの八重奏団のために八重奏曲を作曲し、自らヴィオラを担当して歴史的初演を行ったのをはじめ、ヘンツェ、ブラッハー、テーリヒェン、シュトックハウゼン、イサン・ユンなどの著名作曲家が、彼らのために作品を残している。

出演者

ローレンツ・ナストゥリカ=ヘルショコヴィッチ(第1ヴァイオリン)
Lorenz Nasturica-Herschocovici (1st Violin)

1962年生まれ。1993年から最近までミュンヘン・フィルのコンサートマスターを務めた。同オーケストラのメンバーによるカメラータ・アカデミカ室内管弦楽団を主催。ソリストとしてもチェリビダッケと度々共演した。  
ロマーノ・トマシーニ(第2ヴァイオリン)
Romano Tommasini (2nd Violin)

イタリア人の両親のもと、ルクセンブルクとフランスで育った・パリで音楽教育を受け、1983年に修了。ナンシー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めた後、1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の一員となった。 
ヴィルフリート・シュトレーレ(ヴィオラ)
Wilfried Strehle (Viola)

1947年生まれ。シュトウットガルト放送交響楽団のヴィオラ奏者、ティボール・ヴァルガ室内オーケストラのソリストを経て、1971年よりベルリン・フィルのメンバーとなった。ベルリン・フィル八重奏団の現メンバーの中では最も経験が長い。  
クリストフ・イゲルブリンク(チェロ)
Chiristoph Igelbrink (Cello)

1958年、デュッセルドルフ生まれ。1986年ハンブルク国立歌劇場に入団し、1989年よりベルリン・フィルのメンバーとなった。ベルリン・フィル12人のチェリストたち、フィルハーモニー・ピアノ三重奏団ベルリンのメンバーとしても活動している。 
エスコ・ライネ(コントラバス)
Esko Laine (Contrabass)

1961年、ヘルシンキ生まれ。18歳でフィンランド国立劇場のメンバーとなった。1986年以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを務め、ソリストとしても演奏している。  
ヴェンツェル・フォックス(クラリネット)
Wenzel Fuchs (Clarinet)

オーストラリア生まれ、ペーター・シュミードルに師事。ウィーンで学んだ後、1993年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ奏者となった珍しい経歴の持ち主。名手ライスターの後を継ぎ、類い稀な美音で世界中の奏者、聴衆から注目を浴びている。 
ラデク・バボラーク(ホルン)
Radek Baborak (Horn)

1976年、チェコ生まれ。プラハ音楽院でB.ティルシャルに師事。18歳でチェコ・フィルのソロ奏者その後ミュンヘン・フィルのソロ奏者となった。現代最高のホルン奏者として世界各国にソリストとして招聘されている。  
ベンツェ・ボガーニ(ファゴット)
Bence Boganyi (Fagott)

2002年よりヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ファゴット 奏者を務める傍ら、ベルリン放響でも演奏している。06年7月、インディアナポリスにおけるフェルナンド・ジレー・ヒューゴ・フォックス・ファゴット・コンクールで第1位を獲得。07年9月よりミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ奏者に就任。  

仲道 郁代 (ピアノ)

仲道 郁代

 桐朋学園大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞。数々の国内外での受賞を経て、1987年ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動をスタートさせた。これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多い。またリサイタルのみならず、「ピアノとスライドでつづる動物たちの歌"光のこどもたち"」など、彼女の多彩なアイデアや情熱から生まれた企画も多い。レコーディングはSony Music Japan Internationalと専属契約を結び、多数のCDをリリース。ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30.31.32番は、2007年度第45回レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。編著には『CDでわかるショパン鍵盤のミステリー』(ナツメ社刊)等がある。2003年からは、地域社会の活性化と音楽文化の発展を目指し、大阪音楽大学特任教授、財団法人地域創造理事としても、積極的に活動している。
http:www.ikuyo-nakamichi.com


【お願い】
・演奏中および楽章間の客席への入退場は制限させていただきます。
・やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目・曲順などが変更されることがあります。
・ご予約後のキャンセルはお受けできません。
・公演中止の場合を除き、ご入金後の払い戻しはいたしませんのでご了承ください。
・未就学児童の同伴はご遠慮ください。託児サービスをご利用ください。
 (要予約:満1歳以上の未就学児対象。有料2,100円/お一人様。6月27日(月)17時までにお申し込みください。)
・車椅子席のご予約は(財)大分県文化スポーツ振興財団へお電話でお申し込みください。


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