イベント案内

ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~
2001年ロンドンで賞賛を浴び波紋を呼んだニール・ラビュートの問題作に、初舞台の向井理が挑む!!演出は現代を鋭く抉り、今、最も熱い注目を浴びている三浦大輔!!
開催日時 平成23年3月16日(水) 開場:18時30分 開演19時
3月17日(木) 開場:12時30分 開演13時
開催場所 iichiko総合文化センターiichiko音の泉ホール
チケット 一般発売日:平成23年1月8日(土)10時~
emo倶楽部(当財団、友の会)発売日:平成22年12月25日(土)10時~
チケット
料 金
全席指定 7,000円(6,300円)
学生席〔高校生以下〕 3,000円(2,700円)
※()はemo倶楽部割引価格
チケット
取扱場所
iichiko総合文化センター1Fインフォメーション TEL 097-533-4006
チケットぴあ(セブンイレブン各店)Pコード409-067 TEL 0570-02-9999
ローソンチケット(ローソン各店・別府エトウ南海堂)Lコード85333 TEL 0570-084-008
中央町プレイガイド ビートパワー TEL 097-538-1386
出演者 向井 理・・・大学生 アダム
美波・・・芸術大学大学院生 イブリン
米村亮太朗(ポツドール)・・・大学生 フィリップ(ジェニーの婚約者)
川村ゆきえ・・・大学生 ジェニー(アダムが昔好きだった女の子)
上演台本
演 出
三浦大輔
お問合せ 財団法人 大分県文化スポーツ振興財団 文化企画課 097-533-4004
ホリプロチケットセンター 03-3490-4949
主催/財団法人 大分県文化スポーツ振興財団 TEL 097-533-4004
大分市高砂町2-33 OASISひろば21 http://www.emo.or.jp/

ストーリー

僕と彼女の愛のカタチ

アダム(向井理)は冴えない大学生。むっちりした体にセンスのない洋服を着て、大学とバイトだけの疲れ果てた生活を送っていた。ずっと気になっていたジェニー(川村ゆきえ)に結局告白はできず、彼女は親友フィリップ(米村亮太朗)と婚約をするまでの仲となっていた。
ある日、アダムは美術館での警備のバイトしている時に、美しい美大学院生のイブリン(美波)に出会う。イブリンは巨大な人物像の前でペンキのスプレー缶を持って見上げていた。イブリンはその人物像が「真の芸術」ではないとアダムに言った。その出会いが縁でアダムはイブリンと付き合うようになる。付き合い始めると、イブリンはアダムに色々と提案をする。髪型を変えたら?もっと痩せて鍛えたら?
アダムは愛ゆえの言葉と思い、実行していく。冴えない大学生だったアダムは、見た目も変わり、行動も変わっていく。また変わった(格好良くなった)アダムをとりまく環境も以前とは変わっていった。しかしイブリンは愛ゆえに助言したのではなく、ある目的のためだったのだ・・・。

作品について

今までにこんな演劇があったのか?予想もしないラストにあなたは答えをみつけることが出来るのだろうか?

2001年春、「THE SHAPE OF THINGS」は改装のためキングスクロスにあったアルメイダ劇場で世界初演されました。脚本・演出は、ニール・ラビュート。彼は、「この10年の間に出てきた最も優秀な脚本家」と言われているほど、発表する作品は今ロンドン、NYで話題の的となります。2008年に発表した「REASON TO BE PRETTY」はトニー賞作品賞候補となりました。
「THE SHAPE OF THINGS」は上演されるとすぐにロンドン中のティーンエージャーから白髪の老人までが劇場に押し寄せ、異例なことにTVでこの作品についての討論番組が放映された話題作でした。

アルメイダ劇場で上演されたこの作品は、オフブロードウェイのプロムナード劇場でオリジナルキャストのまま引越し公演をし、その後ニール・ラビュート自身によって映画化されました。この作品を演劇ユニット『ポツドール』を主宰し、2006年『愛の渦』で第50回岸田國士戯曲賞受賞した三浦大輔が演出します。今年は監督作品「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(原作・花沢健吾)が公開、5月には『裏切りの街』(パルコ劇場)の作・演出を手掛けるなど、比類なき才能を持つ三浦大輔が自身初となる翻訳劇の演出に挑戦します。

そして、映画「BECK」、ドラマ「ゲゲゲの女房」、「ホタルノヒカリ」などで一躍人気となった向井理がこの問題作で初舞台に挑みます。みずみずしい才能の出会いによって生まれるこの作品に、どうぞご期待ください。
今、ここにある真実はだれが定義したものなのか。正義とは誰が決めるのか。なにが正しいことなのか。ザ・シェイプ・オブ・シングス・・・観客は今までの常識から外れたこのストーリーに翻弄されながらも、“すべては誰かが決めることではなく、自分自身で答えを見つけなければならない”という現実を受け止めることでしょう。

上演台本・演出

三浦大輔

演劇ユニット『ポツドール』主宰。2006年、『愛の渦』で第50回岸田國士戯曲賞受賞。今年は監督を務めた「ボーイズ・オン・サ・ラン」(原作・花沢健吾/峯田和伸 (銀杏BOYZ)、黒川芽衣他出演)が公開。5月に『裏切りの街』(秋山菜津子、松尾スズキ他出演/パルコ劇場)の作・演出を手掛けた。

向井理コメント

向井理

この度、初めて舞台に挑戦させて頂きます。
この作品は海外で公演されていた演目で、男女の異質な恋愛を描いています。
演出家には三浦大輔さん。共演者の方も経験も実力もある方々が参加されているので先日の本読みでも強い手応えを感じました。
初めての舞台なので周りの方々に支えて頂くことばかりかもしれませんが観に来てくださった方々に何かを感じてもらえる作品になるよう、一生懸命、そして楽しんで演じたいと思います。

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