開催日時 | 平成23年11月27日(日) 午後3時開演(2時半開場) |
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会 場 | iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール |
演 目 | 小鼓独奏曲 重 陽 長 唄 島の千歳 対 談 囃子組曲 (上)鷹 (下)獅子 長 唄 勧進帳 |
料 金 | 全席指定 4,000円 学生(当日指定) 1,000円 |
チケット 取扱い |
iichiko総合文化センター 1Fインフォメーション ローソンチケット TEL 0570-063-008 (Lコード:89272) チケットぴあ TEL 0570-02-9999 (Pコード:142-789) トキハ会館プレイガイド |
チケット 発売 |
平成23年7月30日(土) |
備 考 | ・やむを得ない事情により、出演者、プログラムなどが変更になる場合がございますので、ご了承ください。 ・未就学児の入場はご遠慮ください。 託児サービス有(要予約。満1歳児から未就学児まで。有料:2,100円/人。11月23日(水)17時申込締切) ・公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はできかねますのでご了承ください。 ・開演中はご入場の際の制限がございます。お早めにご来場ください。 ・車椅子等でご来場の方は予めご連絡ください。 |
主催/財団法人 大分県文化スポーツ振興財団 TEL 097-533-4004 助成/芸術文化振興基金 後援/大分合同新聞社・TOSテレビ大分 |
歴史上または、芸術上、価値が高い無形文化財のなかで特に重要な「わざ」を体得、体現している者を重要無形文化財保持者=人間国宝といいます。その人間国宝の技の上演と、日本の伝統芸術に造詣が深い葛西聖司氏との対談により、人間国宝の技とその想いに迫ります。
日本の芸能が身近に感じられなくなった今、日本文化の奥深さを再発見する「人間国宝~その心と技~」シリーズを、お楽しみください。
喜三久が人間国宝に認定されてはや10年が経っている。この時、宮中に呼ばれた喜三久は、天皇陛下から直に「世界に邦楽を広めてくれるように」と言われた。この陛下のお言葉を意気に感じて、ルスブルグ、ノルウェー、トロンハイム、アメリカ・ロサンゼルスなどで「囃子コンサート」を開いてきた。現在は世界各都市で歌舞伎・日本舞踊・邦楽・民俗芸能など日本伝統芸能が盛んだが、実は天皇のお言葉をそのまま忠実に実行した「囃子コンサート」は他に例がない。
不世出の囃子演奏家「堅田喜三久」はもうこの世に二人と現れることはないであろう。「独学」で修行して一時代を築くような、そんな素地が今の日本にはどこにもない。ともかく時代が違うのである。今回取材を通じて「紙一重の天才」でも常人も及ばぬ努力家であったことを知った。そういう誰にも出来ないことが出来る、ということがそもそも「天才」というものかも知れない。
「邦楽と舞踊」2010.1月号より 文・中野義徳 氏
昭和10年 | 東京・市ヶ谷生まれ 父は九世望月太右衛門、兄は四世望月朴清。 |
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昭和26年 | 三世堅田喜惣治に入門 |
昭和27年 | 望月康仁を名乗り初舞台 |
昭和28年 | 三世堅田喜三久を襲名。以後、独学で鳴物を修業。 十世望月太左衛門、四世藤舎呂船、望月初子、田中傳一郎にも教えを受ける。 |
昭和56年 | UCLA夏期講座講師 |
昭和57年 | 米国堅田会結成 |
平成2年 | 芸術選奨文部大臣賞受賞 |
平成9年 | CD「邦楽囃子大系」で文化庁芸術作品賞受賞 |
平成11年 | 重要無形文化財保持者(長唄 鳴物)に認定 |
平成13年 | 紫綬褒章受章 |
平成19年 | 旭日小綬章受章 |