イベント案内

ときめく心きらめくハーモニー第13回大分県民芸術文化祭参加行事 BaeJaechul(ベー・チェチョル)

人間の歌曲に必要な3つの神経全てを切断したべーさんが、再び声楽家として復帰したこと自体が、医学の常識では考えられない奇跡には違いありません。 しかし、べーさんの演奏会が終わった後、その歌に触れた私たちの心が何かに癒されたように軽やかになっている。 私はそのことこそが、べーさんの歌声の奇跡だと思います。

一色伸彦(京都大学名誉教授)


iichikoチケット招待|ベー・チェチョル テノールリサイタルの公演に、それぞれ4名2組をご招待いたします。(未就学児童の入場はご遠慮ください)ご希望の方はメール( emo-info@emo.or.jp )にて、お申込ください。
件  名:「ベー・チェチョル テノールリサイタル チケット」
記入事項:参加者氏名・年齢(4名様分)と簡単な関係(親子・友人など)
当選者の方にはメールにてご案内いたします。

12月21日(水) 17:15より OASIS ARTIST PRODUCE2011 HEart of Christmas! のパフォーマンスステージに登場!! iichikoアトリウムプラザにて

  
開催日時 平成23年12月22日(木) 開場時間 18:30/開演時間 19:00
会 場 iichiko 総合文化センター iichiko音の泉ホール
入場料 S席  (一般)5,000円
A席  (一般)4,000円
学生  (一般)1,000円
チケット
販売
2011年9月24日(土)10:00 チケット販売開始
チケット
取扱
iichiko総合文化センター 1階インフォメーション TEL 097-533-4006
トキハ会館3階プレイガイド TEL 097-538-3111
ローソンチケット(Lコード: 81639) TEL 0570-084-008
チケットぴあ セブンイレブン各店(Pコード:146-714) TEL 0570-02-9999
中央町プレイガイドビートパワー TEL 097-538-1386
備考 ・未就学児の入場はご遠慮ください。託児サービス有(要予約。満1歳児から未就学児まで。
 有料:2100円/人。 12月17日(土)17時申込締切)
・公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、
 交換等はできかねますのでご了承ください。
・開演中のご入場の際制限がございます。お早めにご入場ください。
・車椅子席のご予約は(財)大分県文化スポーツ振興財団へお電話でお申込みください。
主催・お問い合わせ:(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL 097-533-4004
後援/後援:大分県民芸術文化祭実行委員会、 大分合同新聞社、 大分県芸術文化振興会議


「アジア史上、最高のテノール」と称され、ヨーロッパで活躍中の2005年、 甲状腺ガンで完全に声を失った・・・。 しかし、いま医学の常識を超え、奇跡的に復活を遂げた。 苦難を乗り越えた魂がうたう、愛と祈りに満ちた讃美の歌。

曲目 ※都合により変更となる場合もございます。予めご了承下さい。

【前半】
うつろの心(パイジエッロ) Nel cor piu non mi sento
親しき森よ(カルダーラ)
涙流れるままに(ヘンデル) Lascia ch'io pianga
キリストには代えられません(新聖歌)
いつくしみ深き(讃美歌)
この清らかな住まいよ(グノー「ファウスト」より) Salut,demeure chaste et pure

【後半】
からたちの花(山田耕筰)
面影(申貴福)
鱒(シューベルト)
セレナーデ(シューベルト)
アヴェ・マリア(シューベルト)
カタリ・カタリ(カルディロ)
忘れな草(クルティス)

■演奏に先立ち、音楽プロデューサー輪嶋東太郎によるプレトークがございます。

べー・チェチョル

べー・チェチョル

 1969年韓国に生まれ、ソウルの漢陽(ハニャン)大学を卒業後、イタリアのヴェルディ音楽院を修了。直ちにヨーロッパ各地の声楽コンクールに優勝を重ねデビュー。ハンガリー国立歌劇場、ビルバオ、トリノ市立歌劇場、パルマ市立歌劇場、マドリッド・オペラハウス、デュッセルドルフ・ライン歌劇場、サヴォリンナ・オペラフェスティバルなどでトスカ(カヴァラドッシ)、ボエーム(ロドルフォ)、蝶々夫人(ピンカートン)、ルチア(エドガルド)、リゴレット(マントヴァ公爵)、トロヴァトーレ(マンリーコ)、マクベス(マクダフ)、ファウストなどを歌って、本場各地でも大きな成功を収める。

世界的にも貴重な「リリコ・スピント」の声質を持ち、日本には2003年の9月にオーチャードホール(渋谷)にて行われたヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」で初登場、衝撃的な日本デビューを飾った。女優の冨士眞奈美、吉行和子、岸田今日子がナビゲーターをつとめるおしゃべりコンサート「歌に生き、恋に生き」の全国ツアーでは、オペラマニアから初心者までを熱狂させる大成功を収め多くのファンを獲得。「アジアのオペラ史上最高のテノール」と称されながらヨーロッパの歌劇場で活躍中の2005年10月、甲状腺ガンに襲われ、その摘出手術の際、声帯と横隔膜の両神経を切断、歌声に加え、右側の肺の機能を失う。
しかし多くの日本のファンの支援のもと、京都大学一色信彦名誉教授による声帯機能回復手術を受ける。厳しいリハビリの日々を送る姿が日韓両国でのドキュメンタリー番組(NHK「BSハイビジョン特集」「プレミアム10」、「KBSスペシャル」他)や、報道を通じ多くの共感を呼んだ。

2008年前半より教会などで演奏を再開。12月にはCD「輝く日を仰ぐとき」の録音と同時に、奇跡とも言える舞台復帰を果たした。
2009年、フジテレビ「とくダネ!」「奇跡体験!アンビリバボー」に出演、またクラシックCDチャート1位を獲得。
2010年、全国ツアー開催。2011年にはテレビ朝日「徹子の部屋」出演するなど、その演奏活動が日韓両国においてますます注目されている。

ベー・チェチョル公式HP http://www.bae-jaechul.com/

松崎 充代

松崎 充代

 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。故石黒 祥義、加藤 隆之、M.M.シュタイン各氏に師事。主に声楽の伴奏者として活動。1994年から2005年まで福光IOX-AROSA声楽セミナー講師ピアニスト、1996年京都国際オペラ声楽 コンクール公式ピアニスト、1998年長野オリンピック記念オペラ「信濃の国・善光寺物語」ではコレペティトゥアーを務める等、国内外を問わず数多くの演奏家と共演、幅広く活動している。特に1995年から数回にわたってチェコ共和国・ロシア等を訪れ日本歌曲のコンサートに出演、またプラハコンセルヴァトワールで日本歌曲を指導、交流を持つ。2008年より韓国のテノール歌手、べー・チェチョルのリサイタルでのピアニストとしても好評を博している。

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