公演名 | OBS開局60周年 松竹大歌舞伎 iichiko presents 大分公演 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日時 | 2013年9月21日(土)昼夜2回公演(同演目) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | 昼の部 12時00分(開場30分前) 夜の部 17時00分 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
会場 | iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
演目 | 一、沼津 二、口上 三、連獅子(公演時間 3時間30分) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な出演者 | 中村吉右衛門、中村又五郎、中村歌昇 ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
配役 |
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沼津 ぬまづ
沼津に近い街道では、鎌倉の呉服屋十兵衛と、その荷を担ぐ雲助の平作が連れだって歩いています。しかし、年老いて足腰の弱い平作は、転んで怪我をしてしまいます。十兵衛が印籠から薬を出して手当をするところ、平作の娘のお米が通りかかります。お米の美しさに見惚れた十兵衛は、平作の家に泊まり、お米を女房にしたいと申し出ますが、お米は夫のある身でした。
夜中、お米は十兵衛の枕元から印籠を盗もうとします。これには事情があるはずと、お菊から訳を聞いた十兵衛は、平作が実の父で、お米が妹だと知りますが……
生き別れた親子の悲しい対面が胸を打つ義太夫狂言の名作。吉右衛門が、定評の十兵衛を勤めるのを始め、播磨屋一門による情感溢れる舞台をご覧ください。
口上 こうじょう
平成二十三年に三代目中村歌昇が三代目中村又五郎の名を、四代目中村種太郎が四代目中村歌昇の名を襲名いたしました。播磨屋一門にとって大切な名跡を継承することになった又五郎と歌昇親子が、襲名披露の御挨拶をいたします。
連獅子 れんじし
文殊菩薩の浄土と言われる唐の清涼山に架かる石橋にやって来たのは、狂言師の右近と左近の親子。手獅子を携えたふたりは、親獅子が仔獅子を千尋の谷に突き落とし、這い上がってきた子だけを育てるという故事を踊ります。その後、ふたりの旅僧が現れますが、互いの宗派が違うことがわかると宗論を始めます。やがて、親子の獅子の精が現れ、獅子の狂いを勇壮に舞い納めます。この獅子の毛振りが見どころの長唄舞踊です。
中村吉右衛門 なかむら きちえもん
二代目 播磨屋 昭和19年5月22日生まれ。八代目松本幸四郎(初代白鸚(はくおう))の次男。祖父・初代吉右衛門の養子となる。23年6月東京劇場『俎板(まないたの)長兵衛(ちょうべえ)』の長松ほかで中村萬之助を名のり初舞台。41年10月帝国劇場『金閣寺』の此下東吉ほかで二代目中村吉右衛門を襲名。松貫四の名で『日向嶋景清』の脚本を執筆、『藤戸』の構成・演出を手がける。
中村又五郎 なかむら またごろう
三代目 播磨屋 昭和31年4月26日生まれ。二代目中村歌昇(四代目中村歌六)の次男。兄は歌六、いとこに時蔵、錦之助、獅童がいる。39年7月歌舞伎座『偲草姿錦絵』の『忠臣蔵』八段目の奴ほかで中村光輝を名のり初舞台。56年6月歌舞伎座『船弁慶』の静御前・知盛の霊などで三代目中村歌昇を襲名。平成23年9月新橋演舞場『菅原伝授手習鑑』寺子屋の武部源蔵などで三代目中村又五郎を襲名。
中村歌昇 なかむら かしょう
四代目 播磨屋 平成元年5月6日生まれ。中村又五郎の長男。6年6月歌舞伎座〈四代目中村時蔵三十三回忌追善〉の『道行旅路の嫁入』の旅の若者で四代目中村種太郎を襲名し初舞台。23年9月新橋演舞場『菅原伝授手習鑑』車引の舎人杉王丸ほかで四代目中村歌昇を襲名。
中村歌六 なかむら かろく
五代目 播磨屋 昭和25年10月14日生まれ。二代目中村歌昇(四代目中村歌六)の長男。弟は又五郎、いとこに時蔵、錦之助、獅童がいる。30年9月歌舞伎座『夏祭(なつまつり)浪花(なにわ)鑑(かがみ)』の伜(せがれ)市松ほかで四代目中村米吉(よねきち)を名のり初舞台。48年名題昇進。56年6月歌舞伎座『一條大蔵譚』の大蔵卿で五代目中村歌六を襲名。
中村芝雀 なかむら しばじゃく
七代目 京屋 昭和30年11月20日生まれ。四代目中村雀右衛門の次男。36年2月歌舞伎座『一口剣』で大谷広松を名のり初舞台。39年9月歌舞伎座『妹背山(いもせやま)婦女(おんな)庭訓(ていきん)』のおひろで七代目中村芝雀を襲名。
中村錦之助 なかむら きんのすけ
二代目 萬屋 昭和34年9月29日生まれ。四代目中村時蔵の次男。祖父は三代目中村時蔵。兄は現・時蔵。39年7月歌舞伎座『宮島のだんまり』の梢ほかで中村信二郎を名のり初舞台。平成10年名題適任証取得。19年4月歌舞伎座『鬼一法眼三略巻』菊畑の虎蔵ほかで二代目中村錦之助を襲名。
中村種之助 なかむら たねのすけ
初代 播磨屋 平成5年2月22日生まれ。中村又五郎の次男。11年2月歌舞伎座『盛綱陣屋』の小三郎で初代中村種之助を名のり初舞台。
中村米吉 なかむら よねきち
五代目 播磨屋 平成5年3月8日生まれ。中村歌六の長男。12年7月歌舞伎座『宇和島騒動』の武右衛門伜武(せがれ)之助で五代目中村米吉を襲名し初舞台。
中村隼人 なかむら はやと
初代 萬屋 平成5年11月30日生まれ。中村錦之助の長男。14年2月歌舞伎座『寺子屋』の松王丸一子小太郎で初代中村隼人を名のり初舞台。
料金 |
※U25券の販売は当センターのみ開催当日、幕見席(1,000円)を販売。
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チケット取扱 | 2013年6月22日(土)チケット発売開始
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備考 | 未就学児の入場はお断り。 無料託児サービス有(要予約。満1歳児から未就学児まで。 定員10名まで 9月18日(水)17時申込締切) | ||||||||||||||||||
主催 | 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団、株式会社大分放送 | ||||||||||||||||||
問合せ先 | (公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団 097-533-4004 |