iichiko presents 萩原麻未 with ヴォーチェ弦楽四重奏団

公演名iichiko presents 萩原麻未 with ヴォーチェ弦楽四重奏団

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日時2014年12月7日(日)
時間開場13:30 開演14:00 終演予定16:00
会場iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
出演萩原麻未ヴォーチェ弦楽四重奏団
曲目
モーツァルト
 
デュポールのメヌエットの主題による
9つの変奏曲 ニ長調 K.573
(約12分)
 
モーツァルト 幻想曲 ニ短調 K.397(約5分)
ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 op.18-4   (約25分)
フランクピアノ五重奏曲 ヘ短調(約40分)
料金S席4,000円 A席3,000円 B席2,000円
学生 半額(A・B席のみ 高校生以下の学生対象)
※iichiko総合文化センターのみ取扱・要学生証
チケット発売2014年9月20日(土)10:00 友の会先行販売開始
2014年9月27日(土)10:00 販売開始
チケット取扱
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後援大分県大分市大分県芸術文化振興会議大分合同新聞社TOSテレビ大分、大分日仏協会、ゆふいんラヂオ局
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
主催・問合せ公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団 大分市高砂町2-33 097-533-4004

 ともにパリ国立高等音楽院出身にしてジュネーヴ国際コンクールで優勝という快挙を成し遂げた気鋭のアーティストによるフレッシュなコラボレーションです。強い集中力から生み出される幻想と情熱のピアノは自由に飛翔し、アルバン・ベルク四重奏団のメンバーやC.コワンらの薫陶を受けたモダンでシャープなクァルテットは、フランスの瀟洒さをも合わせ持っています。彼らの高次元のアンサンブルは、聴く者に何物にも代えがたい若々しいエネルギーを与えてくれます。

萩原 麻未(ピアノ) Mami Hagiwara, piano

萩原麻未

 2010年11月に行われた第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉において、日本人として初めて優勝。年によって1位を出さないこの伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、各方面で大きな話題を集めた。
 広島県出身。第27回パルマドーロ国際コンクールにて史上最年少の13歳で第1位に輝く。広島音楽高等学校を卒業後、文化庁海外新進芸術家派遣員としてフランスに留学。パリ国立高等音楽院にてジャック・ルヴィエ、プリスカ・ブノワ両氏のもとで研鑽を積む。同音楽院修士課程を首席で卒業し、パリ地方音楽院室内楽科にてイタマール・ゴラン、エリック・ル・サージュに師事した。2014年7月、モーツァルテウム音楽院を卒業。
 国内では、NHK響、大阪フィル、群馬響、札幌響、新日本フィル、仙台フィル、中部フィル、東京響、東京フィル、名古屋フィル、日本センチュリー響、日本フィル、広島響、山形響、横浜シンフォニエッタといった国内主要オーケストラのほか、スイス・ロマンド管、南西ドイツ放送響、フィルハーモニア台湾、エル・システマ・ユース・オーケストラ・オブ・カラカス、トヨタ・マスター・プレイヤーズ・ウィーンなどの国外オケとも共演を重ねている。
 これまでに高松和、田中美保子、小嶋素子、クラウディオ・ソアレス各氏に師事したほか、アンリ・バルダ、イェルク・デームス、ボリス・ペトルシャンスキー各氏らのマスタークラスも受講。
1996、98年にフェニックス賞、メイプル賞、2001年にイタリア・フィナーレリグレ市より文化交流賞を受賞し、2011年には広島市民賞、ひろしまフェニックス賞特別賞、ミュージックペンクラブ・新人賞、第13回ホテルオークラ音楽賞、第22回新日鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞、第22回出光音楽賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)など多数受賞。
 現在パリを拠点に日本、フランス、スイス、ドイツ、イタリアなどでソリスト、室内楽奏者として演奏活動を行っている。

ヴォーチェ弦楽四重奏団 Quatuor Voce

ヴォーチェ弦楽四重奏団

 2004年にパリ国立高等音楽院の卒業生により結成、その後数年間で国際音楽コンクールで数々の受賞を飾り、瞬く間に国際的な評価を確立した。これらのコンクールでの成功によって、ヨーロッパ各地はもちろんのこと、日本、北米、南米、北アフリカで演奏活動を繰り広げている。
 2005年第8回クレモナ国際弦楽四重奏コンクール第3位、フランスのノルマンディーで開催された「フォーラム・ミュージカル・ド・ノルマンディー」コンクール優勝、併せてドビュッシーの演奏に対して<音楽の遺産賞>を授与された。2006年第61回ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位入賞。2007年、第3回ヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール(ウィーン)第3位入賞。また、第5回ボルドー弦楽四重奏国際コンクールにおいて、現代音楽作品の優れた演奏に対して<SACEM賞>と、モーツァルトの優れた演奏に対して<セルゲ・デン・アレント賞>を授与された。2009年はグラーツにて開催された「フランツ・シューベルトと現代音楽コンクール」第2位。加えて現代音楽の優れた演奏において与えられる特別賞をリゲティの演奏において、さらに聴衆賞を受賞。同年、ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで第2位受賞。併せて、アマデウス賞、エステルハージ賞を受賞した。
 2005年から、パリ国立高等音楽院でイザーイ・クァルテットに師事し、さらに、元アルバン・ベルク四重奏団のヴァレンティン・エルベン、ギュンター・ピヒラー、ワルター・レヴィン(元ラサール弦楽四重奏団)、アルテミス・クァルテット、クリストフ・コワン(モザイク・クァルテット)、マーティン・ロヴェット(元アマデウス弦楽四重奏団)、ターリヒ四重奏団にも指導を受ける。
 結成直後よりフランス内外の音楽祭やコンサートで演奏。今年は、ベルリンのフィルハーモニアをはじめ、マンハイム、パリ、ブリュッセル、シエナ、フィレンツェ、バーミンガムなどで演奏会を行っている。