鑑賞する機会が少なくなった日本の伝統芸能に触れて、日本文化の素晴らしさを実感していただく講座つきの演奏会を、今年度も3回開催します。
高校生以下の次世代を担う子供たちは参加料を無料とします。
歴史のある日本の伝統芸能をみて・聞いて・体験して日本の文化を再発見しよう!
浪曲は明治時代初期から始まった演芸の一つで「浪花節」ともいい、三味線を伴奏に用いて物語を節と啖呵(台詞)で演じる語り芸です。楽譜は一切なく、台本はあっても全部が口伝のものであり、同じ人が同じ演目をしても毎回違ったものになると言われています。相方の三味線奏者とのコラボレーションにより演者の創造性が発揮される極めてクリエイティブで大衆的な芸能で、長く人気を保っています。
浪曲師 富士 路子(日本浪曲協会 会長)
【芸歴】
平成 6年 芸豪といわれた故富士琴路に入門
平成19年より年5回 富士路子新ネタ勉強会として「浪路寄席イン両国」を開催。
今年11月で30回を迎える。
文化庁主催芸術際にも参加公演を行い、NHKラジオ「浪曲18番」、NHKテレビ等出演精力的に活動を続けている。後援会 浪路会発足して10年になる。
【主な演目】
継母の誠、勝田新左衛門妻子別れ(忠臣蔵)、山の名刀、同期の桜、耳なし芳一、芸者小稲(尾崎がくどう)、信太白狐傳(葛の葉子別れ)、相馬大作、唐人お吉、悲恋静、借金奉行、太閤記、文七元結、良弁杉、甚五郎京都の巻、みみず医者、権太栗毛、源太時雨、芸者お鯉(江藤新平)、姥捨ての雪、慈母観音、赤城山最期の夜(円蔵恋慕唄)、三囲塚の由来、木村の梅、太刀山と清香、重の井子別れ、月の草屋、悲母大蛇、杜子春、元禄曽我物語、孫悟空、赤城時雨、瞼の母、白餅大名 等
曲師(三味線) 伊丹 秀敏
昭和の前半一世を風靡した伊丹秀子の弟子で8歳の頃より浪曲の三味線を弾き、初代東家浦太郎、松平国十郎、三門博などの相方を勤めた。今なお衰えないその撥さばきは、現浪曲界をけん引してくれている。
芸歴72年
公演名 | 平成26年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業 邦楽のススメ! 第2弾 浪曲編 |
クリックすると PDFでご覧頂けます |
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日時 | 2015年1月24日(土) | |
時間 | 開場13:30 開演14:00 | |
会場 | iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ舞台上 | |
出演者 | [浪曲師]富士 路子 [曲 師]伊丹 秀敏 | |
演目 | 「継母の誠」「貞女菊の井」 | |
公演内容 | (計2時間予定) 演 奏:最初に演奏・技をご覧いただきます。 ↓ お 話:演奏・芸・楽器のお話や解説を聞いていただきます。 ↓ 体 験:実際に体験していただきます。 ↓ 演 奏:最後に演奏・技をもう一度ご覧いただき、その芸の奥深さを感じていただきます。 | |
料金 | 高校生以下 無料(未就学児入場可) 保護者(1名につき)500円 一般 1,000円 | |
受付開始 | 11月24日(月)10時 | |
申込み方法 |
① iichiko総合文化センター 1階インフォメーションにてチケット購入。 〈記入内容〉代表者氏名、参加人数(うち 高校生以下の人数)、連絡先 | |
主催 | 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団 TEL 097-533-4004 | |
助成 | 文化庁 |