邦楽ワークショップ

公演名邦楽ワークショップ
詳細
  講師・出演者 開催日時 会場 体験記録
第1回[箏]工藤冴子・琴音会8月8日(水)13時~15時     ー 箏を身近に感じました!
第2回[尺八]都山流大分県支部10月21日(日)13時~15時     ー 尺八の身近に感じました!
第3回[文楽]大夫 豊竹 咲甫大夫
三味線 鶴澤清志郎
3月6日(水)18時~20時 グランシアタ舞台上       ー
定員100名程度
参加料高校生以下 無料、保護者 500円、一般 第1・2回 500円、第3回 1,000円
申込方法チケット申込は、各回とも、開催日の1カ月前の10時からです。
①総合文化センター
 1階インフォメーションにてチケットを購入いただけます。
②メールに「邦楽ワークショップ」タイトルで、申し込み。
 E-mail:emo-info@emo.or.jp
 本文中に希望の回、代表者氏名、参加人数(内、高校生以下の人数)をご記入の上、送信ください。
主催・問い合わせ(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL:097-533-4004

 日本の文化が花開いた江戸時代に日本を訪れた外国人は、日本の生活風景を見て驚いたそうです。
 たとえば、初代米国総領事のタウンゼント・ハリスは、1856年(安政3年)の来日時に「彼ら(日本人)は皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もない。これが恐らく人民の本当の幸福というものだろう。私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるか、どうか、疑わしくなる。私は、質素と正直の黄金時代を、いずれの他の国におけるよりも、より多く日本において見出す」(『日本滞在記』より)とあります。
 今、日本独自の文化を感じられるのは、歌舞伎、文楽をはじめとした舞台芸能のみとなりつつあります。
 昔も、今も、外国の方から賞賛される日本文化を、今年度は「箏」、「尺八」、そして、「素浄瑠璃(文楽)」を聞き、体験しながら再認識してみませんか?

この事業は、とくに若い世代の方に日本文化に触れてほしいという願いがあります。高校生以下の方は入場無料。そして、未就学児も入場可能です。是非、ご体験ください。

公演内容

演奏→お話→体験→演奏
毎回、最初に演奏を聞いてもらいます。どんな、演奏、音なのかを知ってもらい、次に、その楽器のお話や、楽しみ方を教えてもらいます。そして、体験です。ただ聞くだけとは違い、実際に触れてみて、どれだけの技が必要かを感じてもらいます。最後に、いろいろ感じた後に、演奏を聞き、技を観てもらいます。

若い方に、日本の素晴らしい文化を知ってもらいたくて ─ こんなこと始めました♪

①U25券 創設
 25歳以下の方を対象に、チケット代の半額で鑑賞できます。
 今までは「学生」のみでしたが、日本伝統芸能公演に限定して、25歳以下の方でしたら、学生でなくてもOKです。
②ポイントカード(30歳以下限定)
 当財団が主催する日本伝統芸能公演「歌舞伎(9/12(水))」「箏(10/6(土))」「人間国宝(11/3(土))」を、
 すべて鑑賞の方に、ささやかなプレゼントをいたします。前回プレゼントは勘九郎襲名記念エコバック(1,000円相当)でした。

日本伝統芸能公演

◆9月12日(水) 松竹大歌舞伎 昼の部13時30分、夜の部18時00分開演
演 目:歌舞伎のみかた、熊谷陣屋、女伊達
出 演:市川右近、市川門之助、市川笑也ほか
◆10月6日(土) 箏 ふたりのマエストロ 14時00分開演
出 演:野坂操壽、沢井一恵、松田惺山(尺八)
演奏曲:十七絃・六段、物云舞、八段の調べほか
◆11月3日(土) 人間国宝~その心と技~ 第六回山本邦山 14時00分開演
出 演:山本邦山(尺八)、藤舎呂悦(囃子)、坂井紅介(ベース)ほか
演奏曲:静寂場K、雷の落ちない村、即興コラボレーション