大分県芸術文化友の会びび有料メンバー様限定
芸術文化教養講座

日本人初の西洋音楽家・伊東マンショ

~大分は西洋音楽発祥の地だけじゃない!~

2025年
12
23
(火)

 大分は、キリスト教の伝来とともに西洋文化を享受し、教会では地域の住民が聖歌を歌うなど、「西洋音楽発祥の地」として名高い。
 キリシタン大名の名代として1582年ローマへ渡った伊東マンショ(大友宗麟の妹の娘の夫の妹の子)、千々岩ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ。マンショとミゲルはポルトガル・エヴォラ大聖堂でオルガンを演奏し、また8年後に帰国した際、豊臣秀吉にローマより持ち帰った楽器での御前演奏を。その演奏が大好評で秀吉から3回もアンコールがあったと伝えられています。マンショは、日本人初の西洋音楽家と言って良いのではないでしょうか。
 この講座では彼が聴いたり演奏したりした音楽を解説します。

18:30 開講 / 20:00 終了予定
  • iichiko SpaceBe 映像小ホール

About The Event

講師

竹井成美
(宮崎大学名誉教授)

料金

無料

要申込

1会員様あたり2名までお申込みできます

定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます(定員50名)

申込受付開始

2025年11月13日(木)10:00~

申込は大分県芸術文化友の会びび KOTOBUKI・TAKASAGO・UME会員様限定です

申込方法

▪iichiko総合文化センター 1階インフォメーション
iichiko総合文化センター オンライン
▪友の会びび専用予約電話 097-533-4005(平日10:00~17:00)

特別協賛

三和酒類株式会社

主催・お問合せ

iichiko総合文化センター[(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団]
大分市高砂町2-33
TEL.097-533-4004(土日祝日をのぞく10:00~17:00)
FAX.097-533-4009
MAIL.kikaku@emo.or.jp

講師/ Instructor

竹井成美宮崎大学名誉教授

故郷大分が「西洋音楽発祥の地」であることにこだわり、大分中世音楽研究会の指導・指揮を通して、16世紀の東西交流史を音楽的視点から研究・発表している。著書に『南蛮音楽その光と影~ザビエルが伝えた祈りの歌』(1995、音楽之友社)、『音楽を見る!~教育的視点による平均律・五線譜・ドレミの誕生の歴史』(1997、音楽之友社)など。私家版CDを添付した『マンショからオラショまで(その1)(その2)』『サカラメンタ提要が語るもの』などがある。

イベント情報