2018年 9月28日

豊後高田市立香々地中学校さんへお邪魔してきました♪

9月28日(金)豊後高田市の香々地中学校へ行ってきました!
メンバーは、『prism』と『Shine』というグループをミックスした浮島小智(ホルン)・幾嶋明日香(ソプラノ)・山田奈津紀(ピアノ)の3人。とても珍しい楽器の組み合わせなんです。
というのも両グループのメンバーのお腹に新しい命を授かり、産休。それで、産休メンバーの大きな穴を埋めるため、これまでのアウトリーチ活動をきっかけに親しくなった両グループのコラボレーションが実現したのです!
今までにない楽器の組み合わせだけに、プログラムを作っていく作業は試行錯誤の連続。そして、今日、めでたく『prism+Shine』というグループのデビュー公演となりました。何度も練り直したプログラム、音楽物語『Dream with me』を香々地中学校のみなさんに聴いていただきました。


音楽と共にストーリーが展開していく音楽劇は、私達にとって大きな挑戦でした。脚本を書くこと、アレンジをすること、芝居をすること、メンバーそれぞれが初めてのことにチャレンジし臨んだ本番。
明らかに通常のクラシックコンサートと違うこのスタイルが受け入れてもらえるのか、とても不安な気持ちで音楽室の扉を開けましたが、生徒の皆さんのにこやかな表情や真剣に耳を傾け聴いてくれる姿がそこにあり、一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
「ホルン」は、楽器の構造や奏法に興味を持つ生徒が多かったようです。丸いフォルムとやわらかい音色に、目も心も丸くして聴いてくれていました。
「ソプラノ」は、どうやったら高い声が出せるのかと、文化祭の合唱で歌うために生かせるようにと真剣に見聞きしてくれているように感じられました。
そして「ピアノ」は、いつも歌っている校歌をピアニスティックでお洒落なアレンジでお届けしました。耳馴染みの曲がアレンジ一つで全く違う曲のように感じられ、自由に音楽を表現できる魅力を伝えられたのではないかと思います。後半では生徒さんの合唱も加わり、いつもと全く違う校歌を共に味わったことが、たくさんの生徒さんにとって今日一番の思い出となったはずです!

演奏終了後に控え室に戻ると、ソプラノボイスで発声練習をしている声がどこからともなく聞こえるではありませんか!お遊びだとしても嬉しい反応だなと思いました。
音楽物語『Dream with me』に込めたメッセージが一人でも伝わっていれば嬉しいです。
香々地中学校の皆さん、ありがとうございました。