宇佐市立深見小学校さんにお邪魔してきました♪
私にとって初めてのアウトリーチは宇佐市立深見小学校で行わせて頂きました!
当日の朝は雪が積もっていたので辿り着けるか心配でしたが、湯布院を出る頃には溶け始めていたのでホッとしながら深見小学校を目指しました。
全校生徒が26名の学校と聞いていたので「どんな雰囲気の学校なんだろう?」とわくわくしながら当日を迎えました。
着いたとき子どもたちは授業中だったので、まず会場となる多目的ホールに案内して頂きました。
ガラス張りのホールは広々としていてとても開放感にあふれていました。
リハーサル後に給食を頂きましたが、この歳になって学校給食を頂けるとは思ってませんでした。隣の建物が給食センターということで、とても美味しかったです!
さて、本番が近づいてきました。
今回はホールでみんなを出迎えるという形をとりました。
演奏が始まるとみんなはとても集中して聴いている様でした。
やはり奏者にとっても聴き手にとっても最初が1番緊張度が高いのですが、演奏に加えてお話を交えて質問を投げかけたり、受けたりするうちに、緊張がほぐれてみなさんとの距離が縮まっていく感じが嬉しく、アウトリーチの醍醐味だなぁと感じました。
今回のアウトリーチで心掛けたことは「眼と耳でギターを楽しんでもらう」ということです。
弾かれていた時代の異なる3本のギターを使うことと、当時ギターがどのように、どのような場所で弾かれていたかを絵画を見せながら説明しました。
みんなそれぞれのギターの違いと絵画を眼を見開いて見ている様子でした。
3本のギターを弾き終わった時点でどのギターが好きだったか手を開けてもらいましたが、偏りはあったものの、みんなそれぞれ良かったと思うギターが分かれました。
私が今回1番伝えたかったことは、「人間一人ひとりと同じで、楽器にもそれぞれ個性があり良い所が違うんです。なので私は決められません。3本とも大好きです!」ということでした。
演奏後には多くの子たちが感想を述べてくれました。
「3種類のギターが聴けて良かった」「何番目の曲が好きだった」等々、直接感想を言ってもらえて本当に嬉しい気持ちになりました。
今日のこの体験がみなさんの記憶に残りますようにという想いを胸に会場を後にしました。
コロナで大変な状況の中お招き下さった深見小学校の皆様本当ありがとうございました!