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大切なお知らせ
iichiko presents
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
世界屈指のオーケストラ、待望の大分公演
指揮
パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン
ヒラリー・ハーン
オーケストラ
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
曲目
シューベルト / イタリア風序曲 D591
ベートーヴェン / ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)
モーツァルト / 交響曲第41番 ハ長調 K.551『ジュピター』
料金
GS席 10,000円
S席 8,000円
A席 6,000円
B席 4,000円
U25割 A,B席半額
(全席指定)
未就学児入場不可
チケット発売
[びび会員]
KOTOBUKI 2024年8月20日(火) 10:00~
TAKASAGO 2024年8月22日(木) 10:00~
UME 2024年8月27日 (火) 10:00~
[一 般] 2024年8月29日(木) 10:00~
チケット取り扱い
後援
大分県、大分合同新聞社、月刊・シティ情報おおいた
主催・お問合せ
iichiko総合文化センター[(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団]
大分市高砂町2-33
TEL 097-533-4004(土日祝日をのぞく10:00~17:00)
FAX 097-533-4009
MAIL kikaku@emo.or.jp
4月11日、パーヴォ・ヤルヴィがドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任してから20周年を祝う記念コンサートが本拠地ブレーメンで行われた。移り変わりの激しい現代の音楽界において、一つのコンビが20年続くというのは異例であろう。世界の名だたるオーケストラから招かれるヤルヴィにおいても、これほど長くシェフを務めてきたオケは他にない。
しかし、彼らは今もルーティンとは無縁のようだ。開演前に行われた公開トークで、創設メンバーを始めとしたこの楽団の関係者はヤルヴィとの共同作業について「毎回が新しく新鮮」「革新的な力にあふれている」と嬉々とした表情で語った。「このドリームチームが今後も続くことを願って」と誰かが言ったとき、地元の聴衆から盛大な喝采が沸きおこった。
その言葉に偽りはなかった。当夜はシューベルトが10代で書いた2つの交響曲が取り上げられたが、上演希少な第1番と第2番がこれほど生き生きとチャーミングに、かつ達者に鳴り響くのを体験したのは初めてだった。いや、それだけではない。彼らのシューベルトの演奏からは、ベートーヴェンの革新性、モーツァルトの典雅さ、ハイドンのユーモアなどがそこかしこで聴こえてくる。いわば、作品が生まれた同時代の現場に居合わせたような臨場感に満ちているのだ。
パーヴォ・ヤルヴィはこう語る。「ドイツ・カンマーフィルはすべてにおいて特別なオケです。彼らは受け身でいることを何より嫌い、メンバー一人一人が自主的に楽団を運営しています。芸術的な決定にも自ら関わろうとする。その類まれな集団的な意志により、このオケは永遠の若さを保っていられるのです」。
ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルは、センセーショナルな成功をもたらしたベートーヴェンの交響曲ツィクルス以来、特定の作曲家を取り上げ、その作品に没入するプロジェクトを継続している。彼らが今取り組んでいるのが、ハイドンのロンドン交響曲とシューベルトの交響曲プロジェクト。今回の来日公演では、(それがモーツァルトであれシューベルトであれ)ウィーンの古典が生まれたての作品のように鳴り響く愉悦を味わえるに違いない。
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
Paavo Järvi
エストニア人のグラミー賞受賞指揮者パーヴォ・ヤルヴィは今日最も著名な指揮者のひとり。2004年よりドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督、2024年芸術監督就任20周年を迎える。同団とはベートーヴェン、シューマン、ブラームスの管弦楽曲全曲の上演と録音を成し遂げ、最近のハイドンのプロジェクトの後、シューベルトに焦点を当てるプロジェクトを開始する。現在、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者、エストニア祝祭管弦楽団の創立者・芸術監督。2015年からNHK交響楽団首席指揮者を務め、2022年9月より名誉指揮者。
ヒラリー・ハーンヴァイオリン
Hilary Hahn
3度にわたるグラミー賞受賞、明快で華麗な演奏、非常に幅広いレパートリーに対する自然体の解釈、ファンとの一体感ある結び付きにより、名声を博している。現在、シカゴ交響楽団初のアーティスト・イン・レジデンスとして3年目であり、ニューヨーク・フィルハーモニックのアーティスト・イン・レジデンス、ジュリアード音楽院の客員アーティストを務めている。デッカ、ドイツ・グラモフォン、ソニーから出たアルバムすべてがビルボード・チャートのトップ10に初登場し、3枚がグラミー賞を受賞している。
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
The Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
世界屈指の室内オーケストラ、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団は、そのユニークな音楽創りで世界中の聴衆を魅了している。2004年からエストニア出身のパーヴォ・ヤルヴィが芸術監督を務める。2023年4月、ハイドンの12のロンドン交響曲から2曲を収めた最初のCDがリリースされ、英国の格式あるクラシック音楽専門誌「グラモフォン」のオーケストラ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2022年2月若きフィンランド人指揮者タルモ・ペルトコフスキが初の首席客演指揮者に就任した。