大分県立日田支援学校

肌寒い季節となり、日田市にも秋の深まりを感じるこの頃。日田市立特別支援学校にて、小学部・中学部、そして高等部の皆さんを対象に2公演のおでかけクラシックコンサートへ伺いました。今回のプログラムは、「秋を感じる季節の曲」や「ピアノの魅力」を多面的にお伝えできるよう、私自身が皆さんと音楽を通してやってみたいことを盛り込んだ構成で臨みました。
演奏会では、皆さんにとって馴染み深い季節の曲を演奏すると、口ずさんだり、リズムを取ったりする様子が見られ、音楽を自然に受け取り楽しんでくださっていることが伝わってきました。特に、アップライトピアノの内部を公開しながらの演奏では、興味深そうに機構や内部の動きを観察し、「ここが動いたよ!」「面白い!」といった率直な感想を口々にお話ししてくださるなど、音楽や楽器に対する好奇心を刺激出来たのが嬉しかったです。

皆さんも演奏経験のあるデスクベルで「きらきら星」のメロディを演奏しました。その曲では一際集中する様子が見られ、普段から音楽が身近な存在なのだなぁと感じました。
1つの楽器から1音しか鳴らないデスクベルで奏でたメロディが、1台のピアノからたくさんの数の音、そしてメロディや伴奏が同時に奏でられ、より豊かに、様々な表情に変化していく面白さが伝えられていたら嬉しいです。
今回とても印象的だったのは、皆さんの素直でまっすぐな反応、そして温かい先生方の存在です。特に高等部の生徒の皆さんは、演奏後に「普段YouTubeでピアノを聴いているので、生演奏が聴けて嬉しい!」「感動した!」と、握手をしながら直接感想を伝えてくださり、私自身も大きな喜びを感じました。先生方は、生徒の皆さんがより楽しめるように適宜私にも提案してくださったり、生徒の皆さんの目線に立たれていているのが印象強く、私も気づきがありました。
皆さんの日々の生活に音楽が溶け込んでいるのを嬉しく感じながらも、生演奏に触れる機会は少ないとのことの
で、今回演奏を直接おとどけできたことが何よりの収穫でした。
今回の実りある活動を糧に、今後も一人でも多くの方に感動をおとどけできるよう工夫して活動していきたいと思います。
児童・生徒の皆さま、学校の先生方ありがとうございました!