臼杵市立海辺小学校さんへお邪魔してきました♪
11月26日(月)、「prism」の浮島小智(ホルン)と「Shine」の幾嶋明日香(ソプラノ)・山田奈津紀(ピアノ)の三人のチーム『prism+shine』で、臼杵市の海辺小学校へお出かけしました!今回が、このグループでの2回目の公演です。
海辺小学校の皆さんには、音楽と共にストーリーが展開していく音楽劇『Dream with me』をお楽しみ頂きました。アウトリーチの際は音楽室などの教室が会場になることが多いのですが、今回は全校児童約100名が対象ということもあり、会場は大きな体育館!演奏やお芝居をする上で工夫が必要な部分もたくさんあり、前回のデビュー公演とは違った不安や緊張がありました。
さらに海辺小学校での公演では前回よりもプログラムのボリュームアップを計り、これまでに無かったシーンや楽曲の追加にもチャレンジしました。確認事項の多い公演とはなりましたが、演奏することはもちろん、出来るだけ子どもたちがストーリーに入り込めるようにお芝居や立ち回りも手を抜かず時間ぎりぎりまでリハーサルを繰り返しました。
リハーサル後はおいしい給食とデザートまでいただき、いざ本番!
呼び込まれ会場に入っていくと、児童の皆さんがにこやかに迎えてくれました。
体育館のど真ん中に配置したグランドピアノに山田が、その両側にソプラノの幾嶋とホルンの浮島が立ち公演がスタートすると、それまでソワソワしていた児童の皆さんも一気に真剣な眼差しに。
中盤、席を立ってピアノの回りで自由に聴いて貰う場面では児童の皆さんが一斉にピアノを取り囲み、ぎゅぎゅっと密集!予想を越えた積極性に驚かされました。
山田のピアノアレンジ「かえるのうた」では、踊りだす子や、先生に抱えてもらってピアノの中を見ようとする子も。興味深々な様子をみて、私たちもとても嬉しかったです。
いつも歌っている校歌は、ピアニスティックでお洒落なアレンジでお届けしました。何の曲かは伝えず、ピアノアレンジされた校歌の演奏を始めたのですが、勘のするどい児童達数名は「これ校歌やない?」と気が付いてくれました。その後、ソプラノの幾嶋とホルンの浮島も加わって、全校児童の皆さんと校歌を3番まで大合唱。みんなとても生き生きとした表情で楽しそうに歌ってくれました。
公演終了後は各学年の児童から感想発表があり、
「ピアノを習っていて、今日の演奏を聴いて自分も頑張ろうと思った」「ホルンの長さが3メートルもあるなんて驚いた」「劇の中に音楽があって聴きやすかった」「きれいな音楽をありがとう」などの声を聞かせてくれました。
音楽物語『Dream with me』は、物語の中に楽曲を散りばめる事でより身近に分かりやすく音楽に触れて貰い、そして、展開していくストーリーからは友達の大切さや諦めない気持ちを汲み取って貰いたいと言う私達のメッセージがつまっています。
子どもたちからの感想を聞いて、このメッセージが伝わったのを実感することができ、大変嬉しかったです。
海辺小学校の皆さん、そして体育館や控室を暖かくしていただいたりとたくさんのご配慮をいただいた先生方、本当にありがとうございました。