中津市立東中津中学校さんにお邪魔してきました♪
久しぶりに中学校でのアウトリーチ!!
今回の会場は音楽室や体育館ではなく、マルチスペースという響きのよい素敵な会場で、中学1年生と先生方に向けて開催!
これまで小学校での活動が多かったのですが、今回は久しぶりの中学校。
私がアウトリーチのときに心がけている『子どもたちとのコミュニケーション』が、どのようにできるのか、どんな反応をしてくれるのか、わくわくしながら臨みました。
名前を覚えてもらえるよう、チェロを演奏するりなで”チェロリーナ”とニックネームを紹介しているのですが、
ピアノ伴奏のあんなさんのニックネームを言おうとしたら、前の子に”ピアンナ”(ピアノを演奏するあんな)と当てられてびっくりしました!
今回は『クラシック音楽が今に受け継がれているのはなんで!?』というテーマでプログラムを作りました。
そもそも「チェロ」「クラシック音楽」というのものを身近に感じていない皆さんへ向け、「チェロ」と「クラシック音楽」というものについてお話しました。
「チェロ」については、楽器の仕組みや歴史を飽きずに聞いてもらいたかったので、自分で絵を描いて紙芝居風にしてみました。みんなしっかり絵を見て説明を聞いてくれてとても嬉しかったです♪
私は「言葉や国、時代が違っても、心で感じるということには共通する部分がある」から、クラシック音楽が今に受け継がれていると思っています。これらを伝えるために、曲から想像することを体験してもらいたいと考え、音から想像することに皆でチャレンジしました。
まずは動物やその様子を想像してもらいましたが、みんな思い思いに発表してくれてとても嬉しかったです。
作曲者がどんな気持ちで作曲したのかを想像する場面では、先生からとても具体的なイメージを答えていただき、リアルな出演者(高倉健)の名前まで出してくださいました。子どもたちは、ジェネレーションギャップから高倉健さんのことを知らなかったので頭の上に?マークが浮かんでいましたが、情景は伝わっていたように感じます。これから色んな経験をして、たくさんの気持ちを知ってくれたら嬉しいです!
最後に「いろんな情景を想像するという今日の経験や、周りの人の意見を尊重し、生活の一部として、身近に音楽を楽しんでほしい」と伝え、公演をおえました。公演後には、チェロの体験も実施し、より充実したおでかけクラシックコンサートとなりました。
東中津中学校のみなさん、ご協力いただいた先生方ありがとうございました。