大分市立吉野中学校
真夏の暑さも幾分和らいだ2026年9月11日(金)、大分市立吉野中学校へ「おでかけクラシックコンサート」でお邪魔しました和楽器デュオ「絲-ito-」です。
今回のテーマは「和楽器で四季を感じてもらう」。
全校生徒の皆さんと先生方が音楽室に集まり、約50分間のコンサートを聴いてくださいました。
まず最初に2人で演奏したのは「荒城の月」。
春の桜、そして秋の月と、移ろう季節に表情を変える風景を思い浮かべながら、箏と津軽三味線の音色を聴いていただきました。

続いて津軽三味線の独奏で、津軽地方に伝わる民謡のメドレーを演奏しました。生徒の皆さんにも「ほーいほい」とお囃子に参加していただきました。
中学生の皆さんなので、恥ずかしがって声を出しにくいかな?と少し心配していたのですが、先生方も一緒に声を出してくださり、生徒の皆さんも元気よく「ほーいほい」と応えてくれました!
とても素直で真面目な生徒さんたちで、少し恥ずかしそうにしながらも、参加してくれた姿が印象に残りました。
次は箏の独奏「六花」です。
「六花」は冬の曲。この曲の時は箏を生徒の皆さんの近くまで運び、中央で演奏しました。楽器のつくりや音の出し方だけでなく、箏の調弦についても説明し、実際に間近で見てもらいました。
吉野中学校の皆さんは、音楽の授業ですでに箏を演奏した経験があるとのことでした。
その後は再び二人で、「さくらさくら〜千本桜」のメドレーを演奏。「千本桜」は皆さんに特に馴染みのある曲で、演奏後に頂いた感想文で「印象に残った曲」として挙げてくれた生徒さんがたくさんいました。

最後は「夏の断章」。場面ごとの夏のイメージ画を観てもらいながら演奏しました。
春、夏、秋、冬。それぞれの季節の景色を思い浮かべながら、箏と津軽三味線という二つの和楽器の音色を楽しんでもらいました。
演奏後の感想で「箏のやさしく繊細な音色がよかった」「津軽三味線の迫力のある音が印象に残った」、そして「性格の違う二つの楽器の音が、うまく混ざり合っていてよかった」という声もいただきました。

私たちがお届けしたかった、箏と津軽三味線、それぞれの個性と、二つの音が重なることで生まれる新しい響きを感じ取ってもらえたことが嬉しかったです。
今回のアウトリーチで和楽器の音色や、四季を音楽で感じる楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。
帰る時間がちょうど生徒の皆さんの下校時間と重なったのですが、私たちが帰る時に、生徒さんや先生方が手を振りながら、ずっと見送ってくださいました。
その姿がとても嬉しく、温かい気持ちで吉野中学校を後にしました。
大分市立吉野中学校の皆さん、先生方、最後まで熱心に聴いてくださり、本当にありがとうございました。