豊後高田市立三浦小学校さんにお邪魔してきました♪
天気が不安定な日々が続いていましたが、当日は朝からすっきり晴れ、太陽でキラキラ輝く山道や田畑、美しい夕日で有名な真玉海岸を通り、豊後高田市立三浦小学校へ到着。
全校児童13名の皆さんが対象の、おでかけクラシックコンサートでした。
60分間の体育館での公演は、窓から風が入ってきたり、蝉の声が聞こえたり、トンボが入ってきたりととても穏やかな空間でした。
児童の皆さんは、暑さも気にならないくらい集中していて、質問を投げかけるとそれぞれ声を出し、元気に反応してくれました。先生方も子どもたちと同じ目線で演奏会に参加してくれた姿があたたかく、日頃から子どもたちにたくさんの愛情を注いで育てていらっしゃるのを感じました。
今回は
① ピアノ
② 作曲家
③ 音楽での感情表現
の3点を伝えることができるように、初めて取り組むプログラムで演奏しました。
① ピアノの模型・ハンマー・弦を使用して構造を説明した後、演奏中にピアノの中を覗いたり、ピアノに触れて振動を実感してもらいました。
② 有名作曲家のことを深く知ってもらうため、生きた時代の流行りや環境の違いが分かりやすい曲を選曲しました。
③ 絵本や絵画から、物語や色彩、そして音楽からも感情を読み取り、私から「いま感じたこと、これから成長していくなかで感じる想いは変わっていきますが、その時その時に感じた思いを大切に過ごしてほしい」と伝えました。
終演後には様々な感想をいただき、その中でも『感動した』という言葉をもらえたのがとても嬉しかったです。
帰り際に男の子が、「僕はピアノの弾き方を覚えた!また来てください!」と握手もしてくれました。
私自身も近い距離で、演奏を通して皆さんと心を通わせる時間がとても幸せでした。
これからも感動してもらえる音楽がとどけられるよう、精進していきます。ありがとうございました。